「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。
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「千年構想」について、私が考えておりますことを発表させて頂きます。
(本文より)
過去に「千年構想」の具体的なテーマとして、八ヶ岳の講堂棟・人生祈念館の建設、総合本部会館の建設、コミュニティ・デザイン2001 の具現などが発表されました。これらのテーマは、何れも十年程度で完了することであり、実際にほぼ完了しています。
しかし、その後「千年」という長きに渡ってGLA 共同体が何を果たしてゆくのかヴィジョンが全く示されていません。「7 つのプログラム」の中にも“「GLA 千年構想基金」の充実”というプログラムがありますが、現状のままでは何のために基金を充実させなければならないのか解らないのではないでしょうか。
「千年」という長きに渡るヴィジョンがなぜ示されないのか、その原因を考えてみたいと思います。上述のGLA 誌の記事によれば、高橋佳子先生は千年構想の始動において「宇宙に流れる因縁果報のはたらきの布陣に就く」というテーマを下さいました。しかし、「はたらきの布陣」というものが如何なるものであるのか、弟子が検討を重ねた形跡は見られませんので、おそらくこの「はたらきの布陣」なるものは現時点では形成されていないのではないでしょうか。その通りであるとすると、「千年」という長きに渡るヴィジョンが何も出てこないことは至極当然の結果であると考えます。