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GLA随想のコピー

「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。

私に対するご指示を撤回して頂く必要性について

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私に対するご指示を撤回して頂く必要性について

 このブログの先頭の記事(ブログ開設のご挨拶)にありますように、私はGLA総合本部から、「GLA総合本部の方針に托身して研鑽奉仕されている会員の皆様に無用の混乱を招き、ご心配をかけることになる」という理由により、「ホームページ草案をインターネット上で発信することはやめるよう指示します」「この指示は、内容を再検討して頂きたいという意味ではなく、このホームページの発信自体を今後ともやめるよう指示するものです」とのご指示を頂きました。
 私は、このご指示はおかしなものであると思いましたので、このブログにて「当該ご指示は撤回して頂くべき」との主張を展開しようかと考えたこともありました。今日までそれを実行しなかったのは理由があります。それは、私に対するご指示を撤回して頂くかどうかという問題は、直接影響を受けるの人が私一人であり「小さな問題」に過ぎないのではないかと思われたためです。一方、本ブログでとりあげたかった問題は、GLA全体に関わる「大きな問題」でした。
 「大きな問題」の一つの側面は、一昨日の記事にありますように、「自由な議論を通じて多くの人の智慧を結集しない限り、千年構想は進まない」という認識がGLAの中で共有されるようにする、ということであると考えることができます。もし、それが達成できたのであれば、私に対して情報発信を禁じたGLA総合本部のご指示について、「そのご指示は明らかにおかしなものであり、考慮する必要は無い」との認識を誰しもが持てるようになるのではないでしょうか。このように、「大きな問題」に対して解決の道をつけてゆけば「小さな問題」は自ずと解決してゆくことであり、「小さな問題」は横に置いて「大きな問題」に意識を集中して頂くことが正しいのではないかと思っておりました。

 しかし、今後GLAにおいて、弟子が青写真にアクセスし具現してゆく過程を考えますと、一度発表した「総合本部の方針」を撤回する必要性に迫られる場合がしばしば生じるのではないかと思います。その際に見栄や体面を気にして方針の撤回を躊躇していますと、歪みがどんどん大きくなるのではないでしょうか。「間違い」というものは誰にもあることですから、「方針が間違っていた」と認識できた場合には、一度発表した方針を撤回し、原点に戻って再検討する風土を育むことも大切なことではないかと思います。私に対するご指示を撤回して頂くということは、「GLA総合本部が書状によって会員に一度指示したことを撤回する」ということであり、それが果たせるようになれば、他の様々な方針についても「撤回すべきものは速やかに撤回する」ということが果たせるようになるのではないでしょうか。
 このように、「私に対するご指示を撤回して頂く」ということは、「小さな問題」のように見えて、実は「大きな問題」に道をつけてゆくことになるのではないかと考え直しました。それゆえ、GLA総合本部は、私に対して情報発信を禁止したご指示を速やかに撤回して頂くことが必要ではないかと考えます。蛇足になるかもしれませんが、当該ご指示が「おかしい」と思う理由について、以下説明します。

(1)まず、書状の中にある「GLA総合本部の方針」という言葉についてですが、これには二種類あります。一つは「高橋佳子先生が示された方針」であり、もう一つは「弟子が示した方針」です。両者は全く次元の異なるものであり、「GLA総合本部の方針」という言葉を使うときには、どちらを指しているのか明確に意識化すべきではないかと考えます。

(2)「高橋佳子先生が示された方針」について、弟子は「疑問を持つ」ことは許されることかと思いますが、「まずは托身してその方針に従う」という態度を取ることが大切であると考えます。托身しなければ、先生が示された方針の意味についても、結局は解らないままになるのではないでしょうか。その意味では、私が総合本部に提出した「ホームページ草案」および本ブログの内容は、全く問題が無いものと考えます。私は、「高橋佳子先生が示された方針」(と思われるもの)を尊重しておりますし、異論を唱えたという認識はありません。先生が示された方針に托身して研鑽奉仕されている会員の皆様に対して、「無用の混乱を招き、ご心配をかける」ような余地は全く無いものと考えます。

(3)一方、「弟子が示した方針」については、青写真から外れたものが混入する危険が大きく、議論と検証を通じて軌道修正してゆくこととが最初から予定されているものと考えます。そのような方針に無条件に托身している人が実際に存在しているとすると、その事自体が問題ではないでしょうか。従って、総合本部から会員の皆様に対して、「これは托身するものではなく、議論と検証が必要なものである」ことを共有して頂き、広く意見を求めることも必要ではないかと考えます。それによって「無用の混乱を招き、ご心配をかける」ということもなくなるものと考えます。

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