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GLA随想のコピー

「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。

「はたらきの布陣」に関する再考

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「はたらきの布陣」に関する再考

 「GLA随想9 千年構想」のレポートでは、「神の御心を因とする、宇宙に流れる因縁果報のはたらきの布陣に就く」こと、「宇宙に因縁果報の流れを発現する」ことについての私の考えを発表させて頂きました。そして、近日中に「一切の人を救済してゆく願い」を思い出される方が続出する可能性があることに思い至りますと、「はたらきの布陣」についてもさらなる内容が見えてくるように思えます。

 「一切の人を救済してゆく願い」は、大いなる存在、神が抱かれている願いと相似形を描くものです。従って、「一切の人を救済してゆく願い」を思い出しその願いに基づいて動く人は、「他人の命によって動く人」ではなく、「神の命によって動く人」ではないでしょうか。これは言葉を変えると、神の御心を「因」とし、自らを「縁」とし、神の御心を具現するという「果報」を生み出せる人ということになります。

 但し、「一切の人を救済してゆく願い」を思い出される方が続出したとしても、GLA総合本部の方針というものは簡単には変わらないかもしれない、ということは心しておく必要があると思います。その事は、7つのプログラム、あるいは千年構想を進めてゆく上で制約になるかもしれません。しかし、「神の命によって動く人」とは、制約は制約として、その範囲中で神の御意志を最大限に実現してゆくことができる人でもあると思います。

 一例として、7つのプログラムの「研鑽の充実」について考えてみたいと思います。「GLA随想4」のレポートで発表させて頂いたように、「研鑽の充実」は、止観シートの研修を中心として研鑽システムを整えてゆくことが正しいものと私は考えています。GLA総合本部がその方針を採らなければ、例えば地域拠点で止観シートの研修を行なうことはできないものでしょうか?各地域拠点で止観シートの研修を行なうかどうかは、その地域のお世話人の皆様の判断で出来ることではないかと思われます。それは、建前としては「7つのプログラムの一環として行なっているわけではなく、会員の皆様の実情に鑑みれば止観シートの研修が必要と思われたので実施している」ということになります。一部の地域で止観シートの研修が実施され、その果報が他の地域に伝わってゆきますと、全国の各地域で止観シートの研修が実施されるようになり、研修のあり方について智慧の交換もされるようになるのではないでしょうか。

 また、「人生同伴態勢の充実:身近で相談に乗ってもらえるお世話の態勢」について考えてみたいと思います。「GLA随想4」のレポートでは、「第1段階 5~6人程度のグループによるお世話」「第2段階 お世話メンバーの拡充」「第3段階 事務局との連携」という三段階のお世話のヴィジョンを発表させて頂きました。このうち「第1段階」のお世話については、部分的ではありますが、既に生活実践などで実現されていることではないでしょうか。また、この「第1段階」のお世話メンバーに加えて、数名程度のベテラン会員に参加して頂いて「第2段階」のお世話を実現することは、その地域のお世話人の皆様の判断で実現できることではないかと思われます。

 私は「第3段階」のお世話になりますと事務局に動いて頂く必要があると考えていましたが、「トータルライフ・パートナーズシステム」については、在家者の皆様のみでも進めてゆけるのではないかと考え直しました。つまり、地域のお世話人の皆様が「専門家の支援が必要」と判断された場合、開けゆく道のお世話人に相談され、専門家の方にお世話チームに加わって頂くことは、双方のお世話人同士の話し合いで実現可能なことであると思います。その事は所属本部の事務局およびTL総合事務局に対して一応報告しておいた方がよろしいのではないかと思いますが、特に両事務局に動いて頂く必要はないのではないかと思われます。

 また、「人生同伴態勢の充実:円環的人生観に基づく魂の一貫したお世話」について考えてみたいと思います。「GLA随想4」のレポートでは、「今生におけるお世話」と「来世に向けてのお世話」のヴィジョンを発表させて頂きました。このうち「来世に向けてのお世話」とは、要するに「人生記録の作成に同伴する」ということですが、これは人生記録を作成する方が「どなたかに同伴して頂きたい」と希望され、他の方が「同伴させて頂きたい」と希望すれば自然に実現してゆけることであって、「GLA総合本部の方針」としてその事を掲げて頂く必要は特に無いものと思われます。「人生記録の重要性」「他者視点の重要性」を会員の皆様に強調して頂くことや、同伴を促進してゆくことは、お世話人の皆様の判断で進めてゆけることではないでしょうか。

 以上のように、総合本部が方針を打ち出さなくても、在家の皆様の発心で進めてゆけるテーマはいくつもあります。これらのテーマを実現してゆくことは、GLAのパラダイムを転換してゆく大きな「うねり」になってゆくのではないでしょうか。総合本部が方針を打ち出さない限り動きようの無いテーマも数多くありますが、パラダイムを転換してゆく「うねり」はこれらのテーマにも道をつけてゆくことになるのではないかと考えます。

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