「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。
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1月9日の記事(数多の菩薩湧出のヴィジョン(2))では、「一人の菩薩を生み出す」という事が非常に困難なことであるのに対して、佳子先生が「数多の菩薩を湧出させる」というヴィジョンを描けるのはなぜなのか、という事を検討しました。その結果、「相手の魂の状態を正確に把握する」点、およびそれに基づいて「ぎりぎりの線を見極める」点において、佳子先生は他の如来の方々よりも格段に高い力を持っておられるからではないか、との考えを述べさせて頂きました。しかし、この考えを若干修正しなければならないように思えてきました。
菩薩を生み出すことができるか否かの要因を「指導者の資質」のみに求めてしまいますと、佳子先生がご帰天された後は、また菩薩を生み出すことが難しくなるという事になってしまいます。過去、如来クラスの人でも菩薩を生み出すことが難しかったもう一つの要因として、「菩薩を生み出す智慧の伝承が無かった」という事が挙げられるのではないでしょうか。「指導者の資質」は確かに大きな要因ではありますが、もしGLA共同体にて「菩薩を生み出す智慧」が伝承され続けたならば、指導者の資質を補うことができ、未来千年に渡って菩薩を生み出し続けることができるのではないかと思われます。
次に、「菩薩を生み出す智慧」を佳子先生から如何に伝承して頂くか、という事を考えてみたいと思います。1月10日の記事(数多の菩薩湧出のヴィジョン(3))では、「職員および希望する会員の全員が100%の力を出し切れる態勢」を整える必要性について述べさせて頂きました。ここで、100%の力を出し切って行き詰ったらどうするのか、という事が問題になります。同記事では、行き詰まりを解消するようなヒントを佳子先生に出して頂く事を前提にしていました。しかし、「菩薩を生み出す智慧」を伝承して頂くためには、ヒントを出す役割も弟子が担わなければならないのではないかと考え直しました。
ここで、ヒントを出す役割を担う弟子を「コーディネーター」と呼ぶことにします。コーディネーターは、行き詰まりが生じたテーマについて、実は先回りして青写真にアクセスしており、「どのようなタイミングでどのようなヒントを提示するか」という計画を立て、佳子先生からご指導を頂いた上で、ヒントを提示します。従って、コーディネーターは、それが果たせる程度にまで青写真にアクセスする力を育んでいる人である必要があります。このコーディネーターに対する佳子先生のご指導が伝承されることによって、「菩薩を生み出す智慧」も伝承されてゆくのではないかと考えられます。
但し、短期的に見れば、コーディネーターは絶対に必要な存在というわけではありませんので、最初はコーディネーター不在のまま態勢を整えてゆけば、よろしいのではないかと思われます。実際に態勢を整えて青写真へのアクセスを始めてみますと、「青写真にアクセスする力が格別に高い方々」の存在が問題になってくるのではないかと予想しています。その方々が「青写真にアクセスして発表する」という方向で100%の力を発揮し始めますと、他の人はただ賛同・追従するばかりで100%の力を発揮できなくなってしまうのではないでしょうか。その場合、その方々には青写真の発表を控えて頂くとともに、「コーディネーターとしての使命を果たす」という方向に、100%の力を発揮する方向を変えて頂く必要が生じるのではないでしょうか。コーディネーターは、そのようにして選任されてゆくのではないかと考えます。
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