忍者ブログ

GLA随想のコピー

「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。

「法の継承時の鍛錬」の書籍の発刊について

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

「法の継承時の鍛錬」の書籍の発刊について

 「GLA随想10 高橋信次先生の法の復活」のレポートでは、「法の継承時の鍛錬の真相についてGLAが書籍等の形で公式な見解を発表することが欠かせない」との考えを発表させて頂きました。「書籍等」というのは、「書籍またはホームページ」ということですが、このテーマについては「書籍」という形が妥当ではないかと考えます。書籍の凡そのストラクチャーは、「魂の因果律の説明」「鍛錬内容の説明」「鍛錬を頂いた方々の如是我聞」の順でよろしいのではないかと思われますが、ここで「魂の因果律の説明」をどのように構成するか、という点で問題を感じておりました。

 「GLA随想3 法の継承時の鍛錬」のレポートでは、「意識のシステム」すなわち「潜在意識」「想念帯」「表面意識」の三層の相互関係に基づいて魂の因果律の全体像を明らかにしましたが、これは神理を学んでいない一般人に理解して頂けるのかどうかということが、感じていた問題です。佳子先生による一般向けの御著書や御講演では、「意識のシステム」に関する解説は、ほとんど見当たりません。これは、ほとんどの一般人にとっては、人間の内界を「魂」と「心」の二層に分けて認識することが限界であり、「潜在意識」「想念帯」「表面意識」の三層に分けて認識することは難しい、ということではないかと思われます。

 魂の因果律と意識のシステムとの関係を考えてみますと、「潜在意識は魂に属する」「表面意識は心に属する」ということは常に成立すると思われますが、想念帯がどちらに属するのかという点で、次の二つの関係A,Bが考えられます。

  • 関係A: 魂=潜在意識,  心=想念帯+表面意識
  • 関係B: 魂=潜在意識+想念帯,  心=表面意識

 佳子先生は会員向けの御講義の中で「“魂”を因とし、三つの「ち」を縁とし、果報として“心”が生じる」と明かされましたので、そうしますと「関係Aが正しく関係Bは誤りである」ということになります。しかし、御著書の中では三つの「ち」が縁になる、ということが明記されておりませんので、関係A,Bの何れが正しいのか曖昧になっているのではないでしょうか。魂の因果律が明かされている御著書は「あなたが生まれてきた理由」「Calling---試練はよびかける」「魂の冒険」の三点ですが、関係A,Bの双方を念頭に置いて読み進めてみますと、何れが正しいとも決め難い内容になっています。御講演の内容は精査していませんが、おそらく同様ではないかと思われます。

 これは、「一般向けの御著書、御講演では、関係A,Bの何れが正しいのか曖昧にしておき、場合によって使い分ける」という方針ではないかと考えられます。「法の継承時の鍛錬」の書籍における「魂の因果律の説明」の箇所も、この方針に従って、佳子先生の御著書、御講演と歩調を合わせる内容にし、新たな概念は導入しないことが得策であるように思えます。「鍛錬内容の説明」の箇所では、例えば、「“魂”に増長慢のカルマを抱えていた人は、信次先生のお言葉を契機として、カルマのエネルギーが“心”に流れ込み、増長慢で悩乱した」という説明の仕方をすることになると思われます。この説明の仕方によれば、三つの「ち」による影響が省略されてはいますが、特に不自然な点はなく、充分に納得して頂ける内容になるのではないでしょうか。

 「法の継承時の鍛錬」の書籍は社会発信の一端であるため、その編纂は開けゆく道の皆様に担って頂くことが妥当であると考えられます。ただ、書籍の編纂に取り掛かる前に、まず、GLAのホームページにて、神理を解説する鍛錬を積まれた方がよろしいのではないかと思われます。「GLA随想4」のレポートでは、「魂の学」エッセンスの中の「運命を変えよう」のページを骨格として「GLA の教義」のページを構成すべき、との考えを発表させて頂きました。この考えは正しいと思いますが、さらに「魂の因果律」の解説も付け加えると如何かと思います。

 ホームページに掲載される「魂の因果律」の解説は、後に「法の継承時の鍛錬」の書籍に掲載される内容であり、過去の佳子先生の御著書、御講演の何れにも無かった「法の継承時の鍛錬の意味を解説してゆく土台を整える」という目的を有しています。従って、御著書、御講演のストラクチャーをそのまま流用するわけにはいかず、これらを参考にしつつ、弟子がストラクチャーを構築しなければなりません。ホームページ上の「魂の因果律」の解説が、本当にその目的に適ったものになっているのか、また、一般人に解りやすい内容になっているのかなどの点について、会員の皆様から意見を頂きながら改訂してゆくことにより、後に発刊される書籍の水準も高まってゆくのではないかと思われます。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
copyman
性別:
非公開

P R