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GLA随想のコピー

「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。

法の継承時の鍛錬:鍛錬の果報を明確化する必要性について

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法の継承時の鍛錬:鍛錬の果報を明確化する必要性について

 昨年12月14日,19日,20日の記事(GLAの第三代目会長について)では、法華経の「長者窮子の喩」のように、何十年もGLAから離れていた方がGLAに復帰され、第三代目会長に就任されることになるのではないか、との考えを述べさせて頂きました。

 「長者窮子の喩」では、長者が窮子を邸宅に連れ戻そうとしても窮子が警戒して応じようとはしないため、長者は召使いにみすぼらしい格好をさせて「いい仕事があるから一緒にやらないか」と誘うよう命じ、邸宅に連れ戻しました。このように、「まず、相手が望んでいるものを提示する」という事が大切であることが解ります。そして、現在のGLAに置き換えますと、「相手が望んでいるもの」とは、「法の継承時の鍛錬の真相」とも呼べるものではないでしょうか。それを開示できない限り、いつまで経っても次代の会長が決まらないという事になってしまいます。

 では、「法の継承時の鍛錬の真相」とは何であるのかを考えてみたいと思います。法の継承時の鍛錬について私が考えておりますことは本ブログにて述べてきました。それらは私個人の考えや推測に過ぎないものですが、当たっている部分もあるはずであり、その部分は「真相の一部」と呼べるのではないでしょうか。ただ、本ブログにて述べてきましたことのみでは、「カルマのエネルギーを最大限にまで引き出された、辛く厳しいお話」で終わってしまいます。「鍛錬」であるならば、「果報」が存在するはずであり、それは「鍛錬を頂いたことに対する、感謝と歓びのお話」であるはずです。このように、「辛く厳しいお話」と「感謝と歓びのお話」との両者が揃って初めて「真相」と呼べるのであり、前者のお話のみでは「真相の一部」にしかならないものと思われます。

 鍛錬の果報は、実際に鍛錬を頂いた方でなければ開示できないことであり、本ブログにて開示できることではありませんが、「大体の方向性」という事で考えておりますことを述べさせて頂きます。「自分自身の状態」という面から鍛錬の内容を振り返ってみますと、次の4つのステップから成るのではないでしょうか。
 ステップ1:鍛錬の前、平常心でいられた自分
 ステップ2:カルマのエネルギーを引き出され、悩乱した自分
 ステップ3:反省によって内界の浄化を果たしていった自分
 ステップ4:反省の結果、平常心に戻れた自分

 要は、この「ステップ1の自分」と「ステップ4の自分」とは何が違っていたのか、ということが「果報」になると思われます。私は、「真我誕生」の神理から眺めると、その解答が導き出せるのではないかと思っています。ステップ1,2は「偽我埋没」、ステップ3は「善我確立」、ステップ4は「真我誕生」に相当するのではないでしょうか。「善我確立」とは、自ら意識して「偽我埋没」とは真逆の方向に律してゆくことであり、「善我確立」に取り組んでいる(当時の言葉では「反省」に取り組んでいる)という事実は自覚しやすい事ではないかと思います。それに対して、「真我誕生」は、「善我確立」の結果として自然に果たされることであり、自覚しにくい面があるのではないかと思います。また、「真我誕生」は、「快・苦/暴流・衰退」というエネルギーの傾向という点では「偽我埋没」と共通しているため、その事も自覚しにくさを助長しているように思います。

 「真我誕生を果たしたはずだと言われても、ステップ1の自分とステップ4の自分とは、さほど変わっていなかったように思える」というのが、鍛錬を受けられた方々の正直な感想なのかもしれません。しかし、より細かく見てゆくと、様々な点で「魂の成長」の証を発見できるのではないでしょうか。そして、おそらくその時に果たされた「魂の成長」によって、その後の人生が拓けていったのではないか、とも思われます。また、他者視点を導入することも有効かと思われます。自分自身が気づいていなくとも、「ステップ1の自分」と「ステップ4の自分」との違いを、周囲の方は明確に気づいておられたかもしれません。

 以前にも述べましたが、「法の継承時の鍛錬の真相」は、次代の会長になられる方のみならず、書籍等の形で社会全体に対して発信してゆく必要があるものと思われます。これによって、「GLAの理事の方々の世代交代」や「神理を学ぶ場を再び一つに統合してゆくこと」が促進されてゆき、GLA共同体全体が次のステップに進めるようになるのではないかと考えます。そのためには、「鍛錬の果報を明確化する」という事は避けて通れないことのように思えます。

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