「GLA随想」は2013年5月~2014年4月にかけて「GLAを憂う元会員」氏が発表されていたブログです。作者がコピーは自由であると表明されていたので、コピーを公開させて頂きます。
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GLAのホームページによれば層別セミナーや八ヶ岳の止観シート研修にて、法律相談や健康講座の場が設けられており、会員の皆様から好評を頂いているということです。昨年11月11日の記事「7つのプログラム全般の態勢についての考察(2)」では、層別セミナーの相談コーナーについて、「会員の皆様のニーズがあまり無かったため、そのうちなくなってしまった」と述べましたが、これは私の勘違いであったようです。法律相談や健康講座が好評であるならば、是非今後とも継続して頂きたいと思います。
但し、法律相談や健康講座は、「7つのプログラム」の「人生同伴態勢の充実」とは無関係なものであることを明確に認識しておく必要はあるのではないでしょうか。「7つのプログラム」の一環として具現を果たすのであれば、佳子先生から頂いたテーマの一言一句を慎重に吟味し、そのテーマに忠実に沿うものでなければならないと思われるためです。
「人生同伴態勢の充実」については、「身近で相談に乗ってもらえるようなお世話の態勢をそれぞれの場に整える」というテーマが示されています。「身近」とはご本人の自宅付近、あるいは最寄りのターミナルという程度の意味ではないかと考えられ、「層別セミナーの会場」や「八ヶ岳」は明らかにこの条件に反しているのではないでしょうか。また、「トータルライフ・パートナーズシステム」については「神理を学ぶ専門家とも響働し」の語句により、神理を学ぶ専門家と専門家以外の人々が「響働する」という事が条件になっていることが解ります。法律相談や健康講座は、専門家が単独で動くことであると考えられますので、「響働する」という条件に反しています。
法律相談や健康講座を充実させてゆく事は大変に結構なことであると思いますが、それによって「7つのプログラム」の「人生同伴態勢の充実」は全く進捗しないという事を改めて認識しておく必要はあるのではないでしょうか。GLA随想1,5のレポートにて述べてきましたように、「人生同伴態勢の充実」というプログラムは、1999年に頂いた「グループ力・響働力に基づくお世話構造を実現する」という課題をクリアして初めて挑戦してゆけるものであると考えます。この課題が15年に渡って放置され続けている現状を変えない限り、何も進まないのではないでしょうか。
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